【製品の概要】
Baton(バトン)はファイルベースのワークフロー内で活躍するメディアファイル自動検査ソフトです。検査内容とスケジュールを設定すれば、以下に挙げる検査項目を自動的に確認します。
■システムレイヤ(コンテナ)
・ビデオ・オーディオファイルのトラック数、再生時間、規格適合性
・ファイルサイズ、ピーク時および平均のビットレート、アンシラリ・データ、ほか
■ビデオ
・ビットレート、フレームレート、解像度、アスペクト比、規格適合性
・プロファイル検査、クローズド・キャプション、ブロッキネス、ほか
■オーディオ
・ビットレート、サンプリングレート、チャンネル数、規格適合性
・チャンネルごとのピーク時および最初の音量、無音、ほか
【製品の特徴】
製品名:『Baton(バトン)』
型番: Standard Edition、Enterprise Edition
発売予定日: 2008年8月
販売形態: ソフトウェア
対応ブラウザ: Internet Explorer6.0以降、Netscape 7.0以降、Mozilla Firefox 1.0以降
主な特徴:
・メディアファイルの品質管理フローを自動化し、明確な品質評価基準による検査や人的コストの削減を実現。
・Webブラウザで操作でき、ネットワーク上の複数ユーザによる運用が容易。
・ファイルの用途にあわせて検査内容のカスタマイズが可能。
・優先順位に基づいたタスクスケジュールの設定が可能。
・PDF形式で検査結果のレポートが出力され、そのまま報告書となる。
・検査結果にもとづく送信サーバまたは不合格ボックスへの振り分けの設定が可能。
・ソフトウェアのみで機能を実現しており、小規模から大規模まで、さまざまな運用形式に対応。
・複数のプラットフォームに対応。
代表的な用途の例:
・大手コンテンツ配信サービス業者での運用事例
配信用のファイルが適正なものであるかどうかの検査にBaton(バトン)を運用。検査に適合したものを配信。
・大手放送局での運用事例:
ファイル化した映像素材・番組の規格適合性、欠落などがないことを確認。
人による検査を最小限に済ませる。 |